離婚・相続・成年後見・債務整理のご相談。女性弁護士のあおば横浜法律事務所(横浜都筑区 センター南)

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成年後見人の仕事

成年後見人等に選任されると、まず行うのが

1.財産目録の作成

本人の財産を調査して、成年後見人等選任後1ヶ月以内に、家庭裁判所の財産目録を作成します。

2.財産管理の方針を策定

本人の生活や療養看護についての方針を立てて、本人の財産をどのように管理していくのかについての方針を決めます。

です。

日常的には、本人の財産を管理します。本人の預金通帳などを管理し、収入や支出の記録をつけます。

また、必要に応じて、本人に代わって契約を結びます。介護サービスの利用契約や施設への入所契約など,必要に応じて、本人に代わり契約を結びます。

さらに、定期的に、仕事の状況を家庭裁判所に報告することになります。家庭裁判所に対して、成年後見人として行った仕事の報告をし、家庭裁判所から必要な指示等を受けます。

成年後見人を弁護士にするメリット

弁護士に後見人になってもらうと、悪徳業者との交渉やご本人が抱えてしまった法的トラブルにスムーズに対処することができます。また、後見の申立にあたって、親族間に紛争がある場合には、弁護士が間に入ることによって、適正な財産管理を実現することができ、無用な摩擦を避けることができます。
また、公平な第三者的立場から、ご本人の財産を管理するので、将来、ご本人が亡くなったときに、遺産の範囲を巡って争いが生じたり、特別受益があったのではないかと疑ったり、遺産分割において紛争を予防することができます。
親族が後見人になった場合には、適正な財産管理ができずに、裁判所から解任されているケースも多々ありますが、弁護士が後見人になった場合には、そのような心配もありません。